フルートの構え方 2021.3.21

フルートの構え方は体にとっては少々苦しい体勢です。

出来る限り無理の少ない構え方にしないと腰や背中に負担がかかり、スムーズに演奏できなくなります。

文字だけで伝えるのはとても難しいですが、自分の構え方に疑問がある場合は下記の手順を試してみて下さい。

 

1)まずフルートを体の前でリコーダーのように縦に持ち、真っ直ぐ立ちます。

2)足、腰、肩、は正面に向けたまま、顔だけを少し左へ向けます。

 この時体の中心を通る軸から首の軸がずれないように注意。

 

3)腕を前に上げ、顔の正面にリッププレートが来るように腕の位置を調節します。

 左右の肘は胴体よりも前に置くように。楽器は体の前面に対して斜めになります。

 

4)フルートは概ね水平になるように構えます。足部管を下げると首や腰を捻ることになるので、よろしくありません。

 

5)譜面台は体の正面ではなく、顔の正面になるように置いて下さい。顔が下を向かないように。